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今回は有料インジケータで割とロングランの、『Must Line』について書いてみたいと思います。『Must Line』はチャート上で何度も反発した価格帯を水平線で自動的に描画してくれる、MT4用のインジケータです。
サポレジとして機能した価格帯を自動的に示してくれますが、だからといってそのラインでエントリーすれば必ず勝てるかというと必ずしも勝てるわけではありません。
今回はこの『Must Line』を活用してどのように勝つかを書きます!
Must Lineは使える!
Must Lineってどんなツール?
MT4にインストールして利用するインジケータです。意識されやすいラインを自動で引いてくれるため、デイトレやスキャルピングに大活躍。Must Lineが引いたラインでいったん止まったり反発したり揉み合ったりする確率はかなり高いです。数pipsを狙いに行く場合は機械的にMust Lineの価格で指値エントリーしてもいいぐらいかもしれません。
Must Line向きの人
Must Lineはこんな方に向いています。
- 初心者で肝心な水平線がどこにあるか分からない
- 何本も引いてしまってどれが重要なのか分からない
- 水平線を引くべき場所を見落としてしまう
- ものぐさで水平線を引くのが面倒くさい
- 複数通貨で水平線を利用したトレードを同時平行で行いたい
- 有効な水平線の引き方を実例を見て勉強したい
Must Lineの使い方の例
Must Lineによって引かれたラインを抜けるか、そこで反発したのを確認してエントリー、というのが一番楽なやり方になりそうです。
下のチャートはユーロドル1時間足に、Must Lineでラインを自動描画させた例になります。
Must Lineで引かれたラインが近い場所に複数ある場合、サポートやレジスタンスとして機能しやすくなります。下のチャートで黄色で示す箇所がブレイクされた後、しっかりと抵抗帯として価格を支えて、上昇のための土台固めをしているのが分かるでしょうか?
また、Must Lineで形成されたサポレジゾーン(複数本の近いラインが形成する価格帯)を上に抜けた後、一度押してボリンジャーバンドのセンターライン前後まで下降し(+-2σは抜けない)、再度上昇するというパターンがよく現れています。
下のチャート下部の黄色ゾーンの攻防では、下降していたローソク足が+2σにタッチしてしまうと、次の大きな下降(下値更新幅は小さい)の後、レンジから上昇に転じていますので、+-2σにタッチして抜けたら損切り、というやり方が良さそうです。
使い方次第でかなり強力なツールになりそうなので、個別に有効性を検証していきたいインジケータですね。ハーモニックパターンやプライスアクショントレードなどで特に役に立ちそうです。
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