【2ch名言集】ダウ理論が一番重要

上昇トレンド、下降トレンドなんて言葉を何気なく使っている場合が非常に多いですね。「上昇トレンドとは」という検索ワードででググってみると、「株価チャートの動きを大きな波として捉えた場合の方向性のことです。 長いスパンで見たときに右肩上がりのチャートを上昇トレンド、右肩下がりのチャートを下降トレンドと呼びます。」なんて説明が一番上に出てきました。

間違ってはいないと思いますが、果たしてこれで全てでしょうか。そもそも、「トレンドとレンジの区別をつけましょう」と宣っている証券会社、企業主体の投資情報サイトや情報商材が多い中、トレンドとはそもそも何か、というところから突き詰めて説明をしているサイトがどの程度あるでしょうか。

自分の理解では、上昇トレンドは高値と安値の切り上げが連続して発生すること、下降トレンドは高値と安値の切り下げが連続して発生すること、です。実は証券会社や「投資の学校」的なサービスだと意外と「トレンドとは何か」という定義について説明してくれているところが少なくて驚きました。客の負けが自分の儲けでしょうから、表面的なインジケータの読み方以外は教える必要もないのかも知れませんが。

Forex Tester 3は本当におススメのソフトウェアです。MT4と異なりローソク足一本単位や任意の速度での巻き戻し、早送りが可能という点がトレードの練習に非常に役に立ちます。MTF(マルチタイムフレーム)にも完全対応するため、上位時間の方向性を見ながら下位足でダウ理論に基づくトレンドの発生の仕方を見極める練習にももってこいです。

何より自分がどこで失敗したかを突き止め、その箇所を何度も練習できるところが他のソフトにはないこのソフトの最大の利点です。これは使い始めてから一貫して感じている事です。

ダウ理論というか、エリオット波動の第3波、第5波のことでしょうね。上昇トレンドの場合は、上昇5波・下降3波で一組の大きな波を構成します。

ざっくりとした見方では、値動きは下図の一番上の単純な上昇5波・調整3波の図になり、この中の上昇第3波・上昇第5波は一般的に最も伸びが大きくプルバックが小さめです。青で印をつけた、この第3波と第5波を狙い撃ちできれば大負けは激減し、次第にプラスが増えてくるでしょう。一般的に第1波の時点ではまだ市場は懐疑的で1波頂点～2波頂点への押しも大きくなりがちです。第3波で第1波の頂点を超えて伸び続けていく値動きは、ボブ・ボルマンの言葉を借りれば「ダブルの圧力」が発生するポイントでもあり、一般的に値幅が大きくなりがちで大きな調整も入りにくいとされています。第5波は第3波に比べると伸びきれずに失速してしまうことも多いため欲をかかぬことをおススメします。

実際には、二番目や一番下の図の様に、小さな上昇5波・調整3波がより大きな上昇5波・調整3波の個々の波として含まれる、という複雑な理論になってきます。エリオット波動理論については機会があればもうちょっと細かく解説します。この上昇5波・調整3波の理論通りにいかないことも多々あるのでそういった事例も含めていけるといいかな、と。

エリオット波動図

ダウ理論とエリオットの考え方、FXへの活かし方は以下の教材や書籍がおススメです。