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今回は久しぶりになりますが、パラボリックSARを使った手法を紹介します。
パラボリックSARもRSIと同じ、ウェルス・ワイルダーJr.によって開発されたものです。
SAR(Stop-And-Reverse)の名前の通りトレンドを追いかけるドテン型のインジケータで、日本国内でも根強い人気のあるインジケータですね。
元スレ : どうしたら勝てるようになった？ 46勝目
URL : http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1332045335/
895手法、15分足マルチタイムフレームパラボリック
895 ： Trader＠Live!：2012/03/24(土) 01:57:03.57 ID:CDpImxlU
パラボリックで勝てる。要は使い方。
直近の４Ｈ、１Ｈの上向き、下向きでトレンドが同じ長い方になった後、
１５分が同じ向きに転換でエントリー。これで、毎日５０ｐｉｐ前後抜ける。
損切りは、１Ｈの転換。
900 ： Trader＠Live!：2012/03/24(土) 08:33:12.08 ID:UsRtGu3l
>>895
転換の判断基準は？
911 ： Trader＠Live!：2012/03/24(土) 11:27:23.34 ID:dk86gpug
>>895
誰もが1回は考える手法
転換の判断基準について何も言われていないので、チャート上のパラボリック転換と判断して良さそうです。
「誰もが1回は考える手法」と揶揄されていますが、本当に役に立たないのか、使いどころがないかをForex Tester 3で検証してみたいと思います。
895手法 15分足MTFパラボリックの検証
以下、トレードルールです。
- メインを15分足、上位足を1時間足、4時間足とする
- 4時間足、1時間足のパラボリックSARの方向が揃っていること
- 条件2を満たした状態で、15分足のパラボリックSARが4時間足、1時間足と同方向へ転換したらエントリー
- 1時間足パラボリックSARが転換したら無条件にロスカット
- (利食い条件追加) 15分足がエントリー方向に転換する前のスイングの高値安値にタッチしたら利食い、または15分足パラボリックSAR転換で利食い…※.1
※.1 … 1時間足のパラボリックSAR転換を待っていると含み益が出ても損するまでクローズできないことが多いので、利食い条件を個別に追加しています。
15回ほどトレードしてみて感じたこと
結果としては少額の勝ち越しでしたが、勝率はそこそこ、利小損大になりがちなトレード結果でした。
エントリーについてですが、15分パラボリックSARの転換直後にエントリーすると、その時点で既に15分足のトレンドが伸びきっていて押し戻りが発生し、含み損に耐えつつ1時間足・4時間足の方向を信じて利が出るのを待ち続ける、ということが多かったです。
トレンド→レンジ→15分足パラボリック転換→15分パラボリックライン近くまで押し戻りを待ってエントリー、という方が良さそうです。
損切りについては、やはり1時間パラボリックSAR転換まで待つとどうしても損失額が大きくなりがちです。かと言って15分足パラボリック転換で損切りしていると損切り貧乏になりやすい傾向がみられました。押し戻りを待ってパラボリックラインぎりぎりで指値エントリーして、終値で15分パラボリック転換が起きたら即撤退、というのが良いのかも。
利食いについては、15分足の直近高安値で利食いしていると大きく上昇・下降したときに取り逃します。仕方のないものと割切るしかないです。4時間足の高安値を狙うとそれだけ勝率が落ちてしまいますので。
改良を重ねれば良い手法になると思います！
