本サイトの人気記事の手法を更にアレンジしてどれだけ勝てるか検証してみました。
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わりと簡単な必勝法 & 3年で5万→12000万にした手法
92 :Trader@Live!:2009/07/28(火) 02:26:43 ID:U5aK3Evs FXの必勝法を教 …
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【92手法】3年で5万→12000万にした手法【検証その1】
今回は読者の方からリクエストを受けて、92手法 (3年で5万→12000万にした手法) を実際にで検証してみました。シン …
今回はエントリー条件のフィルタにADXを追加し、クローズ条件も少し変えています。
「3年で5万→12000万にした手法」+ ADX
トレードルール
「使うのは、MA34、MA55、MA120。34が55と120を上(下)抜いたらエントリー。
34が55に当たったところで利確(損切り)。3年で5万→12000万にした手法」
としか書かれていませんでした。でデモトレードした結果、いくつか欠点が見つかりましたので、今回は出来るだけトレンド相場に追随できるといいな、という方向性で改良を加えてみました。
- 34期間、55期間、120期間のSMA(単純移動平均線)を使用
- ADXを使用 (期間はデフォルト値)
- 34MAと55MAが120MAを上に抜いている状態を上向きの相場と見なす
- 34MAと55MAが120MAを下に抜いている状態を下向きの相場と見なす
- 「上向きの相場」かつ、+DIが-DIを上抜き & ADXが20以上 → ロングエントリー
- 「下向きの相場」かつ、-DIが+DIを下抜き & ADXが20以上 → ショートエントリー
- ローソク足が34MAタッチまたは終値で割り込んだらクローズ
- 34&55MA > 120MAのとき、ローソク足が34MAより下にいるときにロングエントリーした場合は、120MAを終値で割ったらクローズ
(この時価格が伸びて利が出たら34MA割込みをクローズの基準にする) - ショートの場合も上に同じ
今回は割ときっちり条件を決めております。
エントリー回数は減少、コツコツ負けてドカンと勝つ
今回は34MA割込みをクローズ条件としているため、小さな動きの相場での負けが増えましたが、その分トレンド相場では大きな利益を確保しています。結果的にはいくつかの大勝が全体をひっくり返し、前回よりもプロフィットファクターが改善する傾向が見えました。RR比率(Risk:Reward)も4:1近くにまで向上。
この手法は、動きそうなところをとにかく狙ってみる感じになりますが、前提になる「34が55と120を上(下)抜いたらエントリー」が少し気になってます。34MA, 55MAが120MAを上下に両方とも抜くのを待ってたらけっこうな回数のエントリーを見逃してしまうことになったので…。ここを変えてしまうと最早別手法になるんじゃないか、と思ったので今回は手を加えずにデモトレードしています。
また、34MAと55MAが120MAを勢いよく抜いた場合、往々にしてプルバックを食らって無駄な損切りが出る、というケースもありました。前回と異なり、34MAと55MAのタッチを待たずにクローズしたり120MAに価格が当たったところでもクローズしているので、全体的な損はかなり減っているはず。
- 通貨ペア … ポンド円
- 時間足 … 1時間足のみ
- ロット … 1万通貨
- 資金 … 10,000 USD
- スプレッド … 2pips
- トレード回数 … 30回、13勝17敗
- 総利益 … 2543.07ドル
- 総損失 … 866.11ドル
- 純利益 … 1676.96ドル
- プロフィットファクター … 2.94
チャート画像
キャプションに書いてしまいましたが、レンジが続くとかなりの回数小さな負けが続きそうな傾向が見えました。この連敗に心折れずにトレンドに乗れた時のポジションを維持して、チキン利確をしてしまわないことがこの手法の肝になると思われます。チキン利確するとせっかく耐え続けたのが全て水の泡になります。
平均利益195に対して平均損失51、かなり良い結果になっています。最大損失の166は、何かの指標と思われる急落に巻き込まれてしまったことによるものです。この手法はストップを入れずすべて手動での決済になるため、実弾トレードで使用する際にはストップロス注文を入れておく方が良さそうですね。
以上、「3年で5万→12000万にした手法」の検証第二回でした。
それでは皆さん、さよなら、さよなら、(少し溜めて)、さよなら。