今回は200期間移動平均線一本で6年以上勝ち続けているという、883氏の手法を紹介します。
本記事の後半では簡単ではありますが、いつものを使ったトレード手法の検証結果も載せていますので、ぜひ読んでみて下さい。
元スレ : どうしたら勝てるようになった?132勝目
URL : http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/livemarket2/1458220512/
883手法のカギはトレーリングストップにあり?
883 : Trader@Live!:2016/03/21(月) 18:34:33.44 ID:oc6TyRVF.net
じゃ俺のやり方ね
一時間足に200MA表示する
MAの傾きに順はり
損切りは基本しない
逆行してもMAのトレンドが変わらない限りほったらかしやナンピン
エントリーは適当な値ごろ感
もうこれで6年勝ってる
887 : Trader@Live!:2016/03/21(月) 18:43:26.42 ID:QSpiqiRy.net
>>883
それは当たり前
お主は結果的にグランビル2番で短期中期トレンド押し目戻りをやってるにすぎない
でも負けてる人間は分かっててもできない
それが一時間足限定である必要もない
難しくあれこれ言う手法は結局、トレンドならトレンド手法をレンジならレンジ手法を使い分け
勝ってる人間と負けてる人間の違いはそこの見極めができるかできないかそれだけ
なので手法がどうたらの話はほんとどうでもいい
900 : Trader@Live!:2016/03/21(月) 19:02:54.00 ID:oc6TyRVF.net
>>897
おれの場合は資金2000万で一回に一枚しかポジらない
そんでポジったら50から100pipsいったら逆指しを適当にずらしていくだけ気分によっては20pipsでも利食う
結構クソポジだらけになったり結果的に両建てになるけどまあ勝ってるよ
ほんと適当におまいら思うかも知れないけどまじで俺と同じにしてたら勝てるぞ
958 : Trader@Live!:2016/03/21(月) 22:22:45.89 ID:dw0VjVQ5.net
>>900
これだけレバ低いと安心だな
貯金感覚でできそう
非常にシンプルですが、かなり裁量の入る手法の様です。
以下、を使ってデモトレードをやってみた結果について掲載します。
883手法の検証と考察
トレードルール
使うのは200MAのみ、ということで特に指定がないため単純移動平均線を使用します。
また、1時間足のポンド円をいつも通り使用することに。
200MAが上向きにある程度傾いていたらロング、下向きならショート(個々人の主観、裁量が入ります)。
1回のエントリー枚数は10,000通貨のみ。
多少逆行しても200MAが良い向きをしていたら追加エントリー(ナンピン)。
200MAが横ばいの時は仕掛けず様子見。
毎回逆指値をずらすのは面倒なので、トレーリングストップを使用します。
100pips以上利が乗ったら同値撤退、更に100pips利が乗ったら100pips利益を確保。
エントリーしてから移動平均線の向きが明らかに変わったら(主観が入ります)損切り。
押し戻りを見て逆方向にエントリーを検討(ここも主観が入る)。
また、値動きを見て伸びなさそうなら+100pips未満の利益でも利食い(これも主観が入ります)。
デモトレードでの検証結果
Risk Reward比率 (損益比) はあまり良くありませんでしたが、勝率の高さでその差をカバーし、結果的にはProfit Factor 2.0を超える結果となりました。
ただしトレンド相場に恵まれず、レンジが続くと成績も相当に悪化しそうです。トレーダーの腕と、利益が大きく出始めたらトレールを続ける心の強さが要求される手法であると感じました。
- 通貨ペア … ポンド円
- 時間足 … 1時間足のみ
- ロット … 10,000通貨
- 勝率 … 74%
- Profit Factor … 2.20
- 平均損益比率(平均Risk Reward比率) … 0.772
883手法の考察
まず、200MAの傾きに順張り、と言っても200MAが傾き始めた時にエントリーするとかなり価格が伸びきったところでのエントリーになるため、少し我慢して押し戻りを待ったり、もみ合いから抜けたところでエントリーする、といった工夫は必要です。
トレンドが続いている間はトレールに引っかかってポジションがプラスでクローズされても、再度エントリーするチャンスが大抵はあるので、もみ合いからブレイクしたり高安値のブレイクに追随することも必要。
また、200MAの傾きが明らかに変わるまで含み損を放置することになるため、損切りするときのマイナスが一回一回かなり大きくなります。平均損益比率がよろしくないのはこれが理由の一つ。デモトレードをしていた範囲では勝ててたから良いのですが、損切りをもうちょい最適化できればかなり改善の余地がありそうなだけに残念。1時間足で張り付いて損切りするのはきついので、実用上仕方ないのかも知れませんが、上位足でこの手法を使う場合は、損切りルールの変更はするべき。
損切り = 大負け、になるため、トレーリングストップを外さずに利益を最大化する心構えも必要になります。今回は100pips以上利益が出たら建値に損切りをずらし、200pips以上利益が出たら+100pips地点に損切りをずらしていたため、+100pips未満の勝ちトレードをそれなりの回数逃しています。小幅できっちり利確して再度ポジりたい性格の方は多少トレール幅をずらしても良いのかも。
883手法まとめ
平たく言えば、人を選ぶ手法、と言って良いかと思います。改良の余地や各人のアレンジの余地がかなりあるため、100人が実践すれば100通りの結果になるはず。
これをずっとやっていけばかなりローソク足の動きを読むことに長けていくと思いますが、逆に言えば酒田五法やプライスアクションなどを全く勉強していない人には向いていないという事になると思います。ローソク足メインでトレードしている方は大なり小なり883手法と同じようなやり方でトレードしていると思いますが…。
また、大きな負けが続いたときに200MAの僅かな傾きだけでエントリーして更なる負けを呼び込むリスクもあります。
883手法に向いているインジケータ
移動平均線の角度を視覚的に表示して、エントリーするべきでない状況でエントリーしないようにするとより安全にトレードできそうです。
MT4移動平均線の角度
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【405手法】移動平均の角度ぐらいみてやれよ最強のインジケーターのひとつだろ
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