本日は、ボリンジャーバンドと平均足の組合せでトレードする方法を紹介します。単体の時間枠でも、MTFでもなかなか使えそうな手法です。今回は単体の時間軸で検証してみます。
元スレ : 正直、ボリンジャーバンドだけで勝てるだろ
URL: http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/livemarket2/1231984799/
77 :Trader@Live!:2009/01/24(土) 14:43:40 ID:Y3u3jJfp
ボリバン&平均足マジ使える。最近ほとんどこれしか見てない。
一応、MACDとスローストキャスも表示させてる。
離隔はMACDのダイバージェンスとかストキャスの反転シグナルを見つつ
平均足の色が変わってモジモジしだしたら済ませる。もしくは逆指値をトレールさせる。
77手法 ボリバン&平均足
エントリーの基準について何も書かれていないみたいなので、いくつかエントリー基準を考えて、FT3で軽くテストしてみます。
1. バンド2σからローソク足が離れ、平均足の色が変わったらエントリー
2σから離れて平均足の色が変わったらエントリーを検討。その時に短い足が続くもみ合いが発生したら、揉み合いの上限、下限を抜けたところでエントリーする。
→ 上位足トレンドに逆らうエントリーが多く、時期によっては損切りの嵐に
コメント : そりゃそうだ、としか言いようのない結果に。勝てるときは続けて勝てますが、上位足のトレンドに逆らうと、下降トレンドの戻りで何度もロングしたり、上昇トレンドの押し目で何度もショートする羽目になるのでおすすめしない。
2. バンド2σからローソク足が離れ、平均足の色が変わる改良
ひと手間加えるだけで、かなりましになったか?
エントリーに必須の条件
以下の二つを同時に満たすこと (1. についてはバンドの幅が大きいときに+-2σまで到達せずに反転することもあるため、概ね到達、といった場合も裁量で含める)。
- バンド2σからローソク足が離れる
- 平均足の色が変わる
追加エントリー基準
- (逆張り) MACDダイバージェンス発生
- (順張り) バンド2σから離れた後の揉み合いレンジから抜けた方向へポジションを取る
- (順張り) 2σから離れ、これまでの方向と逆行したがセンターラインを明確に超えずに再度元の方向に戻って2σタッチ
損切り基準
直近の高値安値から少し離れた価格に達したら損切り
利食い基準
平均足の色の変化、または+-1σを抜けた時
評価
トレンドが発生した場合や、乱高下してくれたら10連勝。ただし、レンジになると今一つで、余裕の5連敗。レンジがずっと続くとかなりきついというのが正直なところ。ボリンジャーバンドの形に着目するなどして、レンジの時にはエントリーを見送るか、レンジ相場の判定基準とルールを追加するとかなり改善されそうです。
次回以降の検証予定
レンジ相場の判定基準を追加してレンジ相場用のルールを作ってみるのと、MTF化した場合の結果についてFT3で調査してみようと思います。