3回にわたって記事にしたいわゆる「972手法」ですが、MTF化したルールでForexTester3で検証してみました。
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【972手法】 5分足 移動平均線&CCI手法 その3
972手法、CCIと5期間移動平均線を用いた5分足エントリーについて、第3回です。今回はCCIについての簡単な解説と、前 …
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【972手法の検証1】 5分足 移動平均線&CCI手法 その4
3回にわたって記事にしたいわゆる「972手法」ですが、MTF化したルールでForexTester3で検証してみました。 …
検証結果
思いのほか好結果でした
少ない試行回数で恐縮ですが、PF2.0以上を叩き出しました!
- 試行回数 : 52回
- 勝敗回数 : 勝25回、敗26回、同値撤退1回
- 勝率 : 48%
- PF(プロフィットファクター) : 2.04
トレードルール
ロングエントリー条件
1時間足条件
- CCIがマイナスから0ラインを上抜く
- ローソク足終値が5SMAを上抜く
5分足条件(1.を満たした状態で、2及び3を満たすこと)
- 1時間足が二つの条件を満たしていること
- CCIがマイナスから0ラインを上抜く
- ローソク足終値が5SMAを上抜く
手仕舞い条件
以下のいずれかが満たされた場合にポジションをクローズ (利食いはCCI反転まで待ちましたが改善の余地ありかも)
- 5分足CCIが0を下抜く
- 5分足ローソク足終値で5SMAを下抜く
- 直近の高値安値の2,3pips離れた箇所に設定したストップロスをヒット
チャート画面
エントリー後にトレンドが発生すると大きく取れます。多少の負けはトレンドに乗った時の勝ちエントリーの利益で軽く取り戻し、大きくプラスに。
レンジには弱いです。移動平均線またぎやオシレータの反転を手仕舞い条件にした場合、トレンド相場には強いのですが、レンジ相場では目に見えて負けの回数が増えます。
対策の一つとしては、利食いの条件を機械的に最大+35pips程度にするか、直近の高値安値で利食いする事でしょうか。ただしブレイクアウトでの大きな利を得られる回数が減るため、トータルのプラスが伸びるかどうかは要検証ですね。
総評
勝率五分五分でも、きちんと損切りして利食いを我慢し、機械的にトレードすれば資産が徐々に増えていきます。利食いの基準を変えるなど、まだ改善や方針の検討の余地は残されていますが、現段階でもそれなりに機能する考え方です。
値動き反転の判断をオシレータに任せると、レンジ相場ではやはりボコられます。レンジとトレンド相場の判定が容易にできれば誰も苦労しませんよねえ。。。